外壁塗装についての
よくある質問をまとめました。
多くのお客様から外壁塗装についてのご質問をいただいております。
それらの質問に対しての回答をまとめました。まとめに無い不明な事などありましたらお気軽にお尋ね下さい。
- 建物の塗り替えのタイミングは?
- 欠損(*)する前、チョーキング現象(*)が発生した時や、クラック(ヒビ)が発生したら塗り替え時です。
クラック(ヒビ)から雨や露などの水分が侵入すると、建物の内部から劣化し、建物の寿命が短くなってしまいます。
*欠損:塗料の膜(塗膜)が剥がれる事。建物内の鉄筋や金網やビスがサビ、建物の寿命が短くなる恐れがあります。
*チョーキング現象:塗膜の表面が劣化して粉がふいた状態になる事。素手で外壁等を触ると白い粉がつきます。 - 下地補修とは何をするのですか?
- その住宅の傷み具合に合わせて、補修方法を選択して塗装の耐久性の向上をはかります。
- 塗装の下塗りはなぜ必要なのですか?
- アルカリ押さえ効果や吸い込み止め効果、色ムラの防止、また塗料の密着性向上のために下塗りは必要になります。
シミズワークスは下地補修は最も重要な手順と考えています。この補修次第で、塗装のモチはまったく異なってきます。
下地処理をきちんとしていない塗装は、1年でその影響がでてくる場合がある程です。塗装は「塗り始めるまでが大事」なのです。 - 塗装の工期はどれくらいかかりますか?
- 家の大きさや作業内容によって多少異なりますが、およそ2週間くらいが目安となります。
外壁塗装をきちんとした工事で施工するには最低でもこれくらいの時間がかかります。これは職人の数を増やしても同じで、下地処理を施し、下塗り、中塗り、上塗りをきちんと乾燥させてから次の手順に進むとそれなりの日数がかかります。超スピード施工はお客様のメリットではございません。 - 工事期間中は在宅している必要がありますか?
- 戸締りさえしっかりして頂ければ、外壁・屋根等いずれも室外の工事ですので、ご心配はいりません。
塗装中は洗濯物を干すなど、ご不便はあるかもしれませんが、基本的に普段通りに生活して頂けます。 - 追加料金等が発生する場合はありますか?
- そのようなことはありません。
ご契約前にお家廻りをチェック致しますので、万一、下地が痛んでいる等、別工事・別料金が発生する場合は事前にお伝えします。
但し、お客様の要望で別途の追加工事を依頼された場合は、別料金となります。 - そちら(当社)で施工した家を見ることはできますか?
- 可能です。
ご近所の場合は歩いてご案内しますが、お客様のお家と造りが近い建物をご案内する場合や、少し距離がある場合はお車でご案内します。 - 外壁がサイディングで覆われていて、塗装の必用が無いと言われました。
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窯業系のサイディングは粘土や石灰等を高熱で処理し、表面に焼付けパターン塗装をしていますが、10年程度経ってしまうと防水効果が弱まり水を吸って、雨、乾燥の繰り返しで、素材そのものが反ってきたりします。壁の隅からラインを確認すると波打ったり、反ったりしている場合があります。
窯業系サイディングは意外に繊細でもろい部分があります。また、目地(シーリング)部分は目地自体が経年劣化(縮んできたり)しますので、定期的なお手入れが必用です。
シーリング=接着剤のようなものですから、外部からホコリやヨゴレが付くと痛みを早めます。
サイディング・メーカーも「定期的なお手入れが必要」とうたっています。
特に新築の場合は、目地部に塗装処理等行われていませんので、目地の保護の観点からも10年程度でお手入れすることをお薦めします。 - 塗装をするとサイディングのレンガ模様が消えてしまうと言われました。
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一般的な塗装ですと、サイディング用塗料でも、レンガ調や石目調のデザインを塗りつぶしてしまうようになります。
せっかくの模様を残して塗装をされたい場合は、窯業系サイディング専用のクリア塗料をお勧めいたします。
窯業系サイディング用クリア塗料のデメリットとしては、通常の塗装より高価になってしまうということです。クリア塗料を塗装すればデザインは変わりませんが、適正なクリア塗料でないと4~5年ではがれてきたりする場合があります。クリアですから見た目では判断できません。低価格のウレタンクリア塗料など様々ありますが、あくまでも窯業系サイディング用のクリア塗料かどうか注意が必要です。